足立・西新井大師(足立区西新井)で7月2日、「風鈴祭り」が始まった。
夏に足が遠のく大師参拝客を案じ、夏でも参拝してもらうために耳から涼を感じてもらえればと始まった同祭り。今年で18年目を迎え、夏の風物詩として期間中多くの参拝客でにぎわう。夏を感じる写真を撮るために神奈川県から来たという男性は、「七夕まつりの前に何か撮りたいとネットで検索して来た」と話す。
棚に飾られた風鈴は、西新井大師奉賛会の柳さんが全国から取り寄せている。柳さんは「同じ素材やデザインでも一つ一つの音色は違うので、お気に入りの音色を探してほしい」と呼び掛ける。開催中即売会もあり、気に入った風鈴は購入できる。
今年は近隣の太鼓隊によるによる演舞も行われ、風鈴の涼し気な音色と太鼓の力強い音色の競演が楽しめる。太鼓隊は24日に同会場で行われる「よさこい祭り」にも参加する予定。風鈴祭りは今月31日まで。
風鈴祭りは10~16時。太鼓隊の演舞は7月3日・10日・17日・31日の
13時ごろ~と14時30分ごろ~の2回。