あだち放課後子ども教室「新田パレット」(足立区新田3)で1月15日、「おはじきサッカー」体験が行われた。当日は全員で30名ほど参加した。
「おはじきサッカー」はヨーロッパでは「サブティオ」の名称で親しまれているフットボールゲーム。選手の駒を指ではじく様子は「おはじき」の要領で、戦略的に自分の駒をはじきながらピッチに配置しゴールを狙う。
今回、「おはじきサッカー」が足立区では新田からはじまったこともあり、あだち放課後子ども教室「新田パレット」で第1弾として開催された。
当日はまず、選手の駒をはじく練習を行った。人さし指のみを使い、子どもたちは器用に選手の駒をはじく。力の加減や少しでも向きが変わるとまっすぐはじけないため、うまくはじく作戦を立て、シュートの練習などを行った後、実戦した。
今回は体験ということもあり、子どもたちが楽しめるよう簡略化したルールで行った。最初は選手の駒をはじくことに集中していたが、慣れてくると相手の攻撃を考えながら次の手の作戦を練りシュートへ。ゴールを決めると子どもたちは飛び上がって喜んだ。
「最初は難しかったが、とても楽しかった。またやってみたい」「作戦を練って勝負するのが楽しかった。ゴールに入ったときはとてもうれしかった」と参加した少女が話す。「難しくて駒が斜めに飛んでしまうのでゴールに入らなかった」と少し悔しがる少年も。
「おはじきサッカー」は日本にも協会があり、年間を通して試合が行われている。「ぜひ、あなたもエントリーしてみてください。おはじきサッカーの道は世界へつながっています。」と新田学習地域センター所長時田さん。次回は2月18日、保塚地域学習センター(保塚町)で新人戦「おはじきフレッシュリーグ」が開幕する。