足立・大谷田に本社があるミユキ精工(足立区大谷田1)が手掛ける「リポブロック」が、6月7日~9日に行われた「東京おもちゃショー2018」に出展した。
1986(昭和61)年の創業当初からプラスチック成形を手掛ける同社。リポブロックは15ミリ角立方体のブロック(キューブ)をジョイントパーツでつなげ、6方向全て連結可能。5種類のジョイントは360度スムーズに回転するため、さまざまな形を作り動かすことができる。
8日・9日の一般公開日には、東京未来大学(千住曙町)こども心理学部こども心理学科小谷ゼミの学生が中心となって、約450人の来場者に作り方を教えた。「面白い」と喜びながら作る子どもの姿が目立った。
ゼミに所属する3年生の島津弘明さんは「子どもたちの形を完成させる力に驚いた。気付くと付き添いのお父さんが夢中になっていたりする。リポブロックの楽しさを伝えることを通して、たくさんの親子と出会っていけたら」と話していた。
現在作ることができる形は「カブトムシ」「カマキリ」「ティラノサウルス」「トリケラトプス」の4種類で、価格は各1,200円。ネットショップで扱っている。