「足立の花火」が7月20日、荒川河川敷で今年も開催される。主催は足立区観光交流協会と足立区。
夏の東京の花火大会のトップを飾る同大会のテーマは「令和も夏の花火は足立から…」。41回目を迎える今回は約1万3000発の打ち上げを予定。打ち上げ場所は 荒川河川敷の千住側で、60分間ノンストップで全発を打ち切る予定。
オープニングでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて「NINJA」が登場。カウントダウンを盛り上げる。大会は5幕で構成する。
第1幕の「Dream~夢~」では、多彩な色の花火を一斉に打ち上げる。第2幕は「Together~縁~」。扇野形をした花火や、四角い花火が打ち上がる。第3幕「Mirage~煌」では、昨年好評を得た「Wナイアガラ」が迫力を添える。
第4幕は「New Era~令~エイベックスプロデュース『HANABI de Live』」。エイベックスとコラボした音楽企画で、レーザービームも使った演出を昨年に引き続き用意する。クライマックスの第5幕は「Glory~極~」。毎年恒例の「黄金のしだれ桜」などの花火を、「威風堂々」の音楽に合わせて2分30秒の間に約3400発打ち上げる。
区は音楽に合わせるなどして感動した気持ちを花火師に伝える「光の拍手」を呼び掛ける。ペンライトや懐中電灯など、光るものを振って気持ちを伝える試み。同区公式アプリ「アダチさん」に、スマートフォンのカメラが光る「フルふれライト」機能を搭載している。
開催時間は19時30分~20時30分。荒天時、翌日順延。両日荒天の場合は中止。