足立区東京芸術センターホワイトスタジオ(足立区千住1)で1月5日、「OSW『NEWYEAR HEROBATTLESHOW2020』~第1回覆面世界一決定1Dayタッグトーナメント~が行われた。主催はプロレス団体「OSW(OsakaStyleWrestling)」。
同団体は昨年4月に設立。最強のプロレスを見せるのではなく、人を「笑顔」にすることを目的としたオンリーワンスタイルのプロレスを目指し、大阪から生まれたヒーロー「くいしんぼう仮面」を筆頭に東京から世界に発信しようと活動している。
当日行われた8組のタッグトーナメントは全員覆面レスラー。プロレス技の掛け合いよりもリング内でのトークやりとりやコント的なコミカルな演出が多く、各レスラーは会場を盛り上げた。
同時間に東京ドームでは獣神サンダー・ライガーさんの引退試合で盛り上がっていることを引き合いにしたトークでも場内を笑いで沸かせた。
同団体代表の佐藤秀明さんは、「この時代はいろいろな方がいて、いろいろな状況の中、プロレス自体を暴力の一貫として拒否される方が多い。そんな中、自分たちのスタイルは『見て楽しい』コミカルなプロレスを前面に押し出して、老若男女の方々に喜んでいただく形式を取っている」と話す。
同団体は、ボランティアで、幼稚園や保育園、高齢者施設、障がい者施設などへの慰問巡業も行っている。
今後の予定は、同会場で月2回の大会を予定する。次回は、1月19日12時開場、13時公開。入場料は、最前列席=5,000円(当日5,500円)、指定席=4,000円(同4,500円)。