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足立区の事業者が未来の仕事と暮らしを発表 渋谷からライブ配信

感染防止のため、オンライン動画配信で各団体の代表者が登壇し事業の発表を行った。

感染防止のため、オンライン動画配信で各団体の代表者が登壇し事業の発表を行った。

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足立区が2019年夏に立ち上げた産業支援プロジェクト「GOOD SURVIVE PROJECT」に参加した事業者が3月7日、それぞれの事業の価値とビジョンの発表を行った。会場は渋谷ヒカリエ(渋谷区)8階8/COURTで、コロナウイルスの感染拡大防止のためライブ動画配信で対応した。

足立区の事業者8団体が「GOOD SURVIVE CAMP」に参加した。

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 同プロジェクトは、ものづくりの分野に限らず、地域の人や企業と共に新しい価値を作り実現する地域産業の担い手を発掘、自分らしく活躍する人たちを増やし可能性を見つける場づくりを目的としている。

 プログラムは、足立のこれからの産業について語り合うトークイベントで「気づく」、事業の価値を問い直す支援で「磨く・伝える」、足立区の魅力を体感するファクトリーツアーで「開く」の3つを軸にした構成になっている。

 プロジェクト参加事業者は、鈴木国博さん(ザオー工業)、佐藤裕佳さん(千寿てまり工房)、菅谷正さん(マーヤ)、染谷江里さん(T&E JAPAN)、小早川真樹さん(しまや出版)、老沼裕也さん(KAZENOHITO)、小川昭子さん(小川畳店)の8団体。当日の発表には、5団体が参加した。

 プロジェクトに参加した千寿てまり工房の佐藤裕佳さんは、「事業を見つめ直し、次の挑戦を考えるきっかけになった。自分一人ではなく、他の参加者やメンターとの会話の中で多角的な視点を持つことができ、足立区の事業者とつながりができた。」と振り返る。「発表は、言葉にして短い時間に伝えるのは難しかった。緊張したが、オンライン配信で多くの人に見ていただけたならうれしい」とも。

 次回は、3月20日に足立区のものづくり企業3社(染色企業、高級婦人服縫製企業、アクセサリーを中心としたプレス加工企業)への訪問と意見交換会「ファクトリーツアー」を予定している。

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