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竹ノ塚で希望の線路(みち)を歩く レールウォーク開催

新しくできた線路沿いを歩く参加者

新しくできた線路沿いを歩く参加者

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 東武スカイツリーライン、竹ノ塚駅付近の下り急行線の高架橋が完成したことを記念して5月8日、足立区主催のウオーキングイベント「希望の線路(みち)を歩こう レールウォークが開催された。

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 「今」しかできない貴重な機会として、応募抽選などで選ばれた住民ら約700人が参加した。安全のため全員がヘルメットをかぶり、時間ごとに17のグループに分かれて、ビルの3階程度に匹敵する地上約9メートルの高さにある高架橋の線路沿いを80メートルほど歩いた。快晴のこの日はまっすぐ伸びた新しい線路の先に東京タワーも見え、線路をバックに笑顔で記念撮影する参加者たちの姿も。親子で参加していた人も多く、「とてもいい記念になった」「楽しかった」などの感想や、「ついにという実感が湧いた」「東口と西口の利便性が高くなってにぎやかになるのではないか」と期待する声も聞かれた。

 朝のラッシュ時には1時間近くも開かないことで知られる開かずの踏み切りがある同所は、長年住民が高架化を要望し、都内初の区施行として2012年11月に着手した竹の塚鉄道高架化工事も今年で5年目になる。竹ノ塚駅を含む西新井から谷塚間約1.7キロを高架化し、踏み切りをなくすことで慢性的な渋滞の解消と、道路と鉄道の安全性の向上を図ることを目的としている。高架後初の下り急行電車は、5月29日の始発電車からついに走り出す。

 全ての線路が高架化されるのは2021年春の予定。

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