足立区小台に2022年4月、新しい学びに対応したチャレンジスクールとして都立高校「小台橋高等学校」(足立区小台2)が開校する。都内では6校目。
都内では、6校目のチャレンジスクールとなる、来年4月に開校。
100年以上の歴史がある荒川商業高校が本年度末で閉校となり、その後、新設される同高は、不登校や中途退学等を経験するなど、これまでの能力や適性を生かしきれなかった生徒などが学べるよう、キャリア教育をはじめ、学び直しや大学進学まで多様な学びの場を提供する。
自分のライフスタイルや学習ペースに合わせて時間帯を選択できる昼夜間の設定のほか、学力検査や調査書がなく、面接・作文・志願申請書で入学者選抜を実施する。
キャリア教育を重視した3系列「情報・ビジネス」「アート・デザイン」「人文・自然」で多様な選択科目を用意。大学進学に対応した「人文・自然系列」はチャレンジスクールとしては初となる。
杉森共和校長は「小台橋高校は最先端の教育活動を準備しており、不登校だった生徒でも安心して存分に学ぶことができ、保護者の方から自分が入学したいと話も聞く」と話す。「都立高校は幅広いが、こんな高校もあることも知ってほしい」とも。