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北千住で令和初の「はしごライブ」 新店参加でクラブミュージックも

目の前で演奏を味うことができる

目の前で演奏を味うことができる

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 北千住のライブハウスを回遊できる「MUSIC LINE SENJYU はしごライブ 2019」が11月9日・10日の2日間、開催される。6店舗で開かれるライブを1枚のチケットで回ることができる同イベント。2004年9月に始まり、今回で22回目を迎える。

様々なアーティストが登場する

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 開催のきっかけは、昭和40年代に千住にあったライブハウス「甚六屋」。店主は、メジャーデビュー前の個性的なミュージシャンによるライブを盛んに行った。その中には、成長してメジャーの世界に進出していったミュージシャンもいた。同店が中心となって音楽の下町文化が生み出された。

 同店が閉店して間もなく、「もう一度、店の意志を継いで江戸時代から続く歴史ある四大宿場町の一つ、千住で音楽イベントを開き、若い音楽家や文化人を生み出したい」という思いを持つ有志が集まり、15年前にイベントが始まった。

 イベント開始時は2店舗だったが、今年は6店舗で開催。「Jazz spot Birdland」「Cafe Kova Garden」「Live House Knock」「Live & Bar CUB」「cafeわかば堂」に今回、新たに「OUTPUT」が加わった。音楽のジャンルは店により異なり、ジャズ、フラメンコ、ロック、ワールドミュージック、クラブカルチャーなど幅広く、総勢約40人のミュージシャンの音楽を2日間で聴くことができる。

 イベント代表の森川久生さんは「平成16年に産声を上げた『ミュージックライン千住』も、令和元年に時を紡いで開催される。さまざまな音楽が聴ける会場を1枚のチケットで『はしごライブ』してほしい」と話す。「新しい参加店も名前を連ねてくれた。今までの『ミュージックライン千住』には無かった現代のクラブシーン・クラブカルチャーを、DJが強力な低音で表現していくことで体験させてくれる。スケジュール調整して足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。

 1日券は、前売り=2,500円・当日=2,800円、2日間通し券は、同=4,000円、同=4,500円。

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